今回は、このブログにコメントをくださった方の意見から検証を行なった内容です。
SONYのBDレコーダーのHDD換装は無理なのは先人の人柱になった方々が証明してくれています。
今回の換装はBDドライブ。
今使っているBDレコーダーのBDドライブが壊れてしまったら・・・。
1.修理に出す(修理代などが莫大)
2.新しいBDレコーダーに買い直す(最近のものは高性能ですがコストダウンの影が・・・)
3.BDドライブを交換する←
今回はこの3の方法を試してみます。
BDZ-V9のBDドライブを載せ換えしたら果たして動くのか!?
という事で早速1台目のBDZ-V9をバラしてみます。
今回はBDドライブを載せ換えるのですが、側面の飾り板や天版、電動扉と前の部分のプラスチックを外します(写真ではHDDを外していますが、今回は外す必要はありません)。
HDDの下には電動扉を動かすためのモーターが仕込まれていました。
BDZ-V9のBDドライブのコネクタはIDEでした。
BDドライブの裏はこんな感じ。
2台のBDZ-V9のHDDの比較。驚いたことに最初展示品で購入した方が後続ロットでした。数年後に中古で買った方が初期ロットでした。
HDDは初期ロットがHITACHI、後続ロットがsigateでした。
BDZ-V9のBDドライブの型番は「CODE BDR-102 CSO」です。ちなみに初期ロット、後続ロットともに同じものが使われていました。
BDZ-V9のBDドライブ、CODE BDR-102 CSO。初期ロットにはラベル部分に「P」のシールが、後続ロットには何もありませんでした。内部の仕様変更?
BDZ-V9を2台バラした状態。数年前にこれを行なっていたら「気が狂ったのか?」と思われた事でしょう。
左側の機体に「A」のテプラが貼ってあるのはBDドライブや本体をもう1台と区別するためです。
BDドライブは台座ごと取り外します。
台座ごと外したBDドライブを載せ変えます。
この時に注意するのが全面部のプラスチックの部品と電動扉を外したままだと「PLEASE WAIT」→電源一旦切れる→「PLEASE WAIT」→電源一旦切れる→「PLEASE WAIT」→電源一旦切れる・・・の無限地獄におちいりますので注意!
理想の検証状態は、全面部のプラスチックの部品と電動扉を取り付け、アンテナ線をつないでHDMIでテレビにつなぎ、BDZ-V9の電源ケーブルを差し込みリモコンで電源をいれます(この際、天版は取り付けない)。「PLEASE WAIT」→電源切れる まで待ち、再度リモコンで電源をいれます。この際本体に「B-CASカードを入れてください(英語で表示出ます)」が出たらB-CASカードを入れます。
検証時、この後に番組が録画されたBD-REを入れて再生できるかを検証しました。
結果、BDドライブを換装(載せ換え)しても動きます(再生できます)。
録画までは検証していないので何とも言えませんが・・・。
おまけ・・・
BDZ-V9の全面基盤に付いているLED。
BDZ-V9の全面基盤のB-CASカード付近。
最近のSONYのレコーダーではBDドライブの載せ換えが出来るかどうかは分かりませんが、BDドライブが壊れても本体がジャンクでBDドライブが壊れていないものをからBDドライブを載せ換えればBDZ-V9の場合は最低限、再生の動作が出来ることが分かりました。
BDZ-V9のBDドライブを載せ変える方は参考にして下さい。
2012.09.18 追記
BDドライブを外す際に、BDドライブの前面の「BLUE/RED DUAL LASER RECORDING SYSTEM」と書いてある部分を前もって外す必要があります。
取り外し方法は「コンセントを差す」→「BDレコ起動」→「トレイ開く」→「トレイ出る」→「前面部外す」
逆に前面部を取り付ける際には「コンセントを差す」→「BDレコ起動」→「トレイ開く」→「トレイ出る」→「前面部取り付ける」
BDドライブの前面部は少し手前に引き、上に軽く持ち上げれば外れます。取り付ける際には上から差し込む感じで取り付けれます。
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